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2022.07.29
歯科用金属が高騰しています
保険診療に用いられているいわゆる銀歯と呼ばれるものになりますが、
これに使われているのが12%金銀パラジウム合金です。
金12%、パラジウム20%、銀50%を含有する貴金属系の歯科用合金です。
精密加工性や耐久性、安全性から歯科治療に最適といわれた18~20カラット金合金は高額で、
廉価な代替材料として日本で開発されました。
見た目の問題はありますが、日本の歯科治療のスタンダードとなっています。
耐久性の面では、歯の色にできるプラスチックに勝ります。
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これが画像のとおりの情勢で、これまでにないくらい価格が高騰しております。
奥歯(大臼歯)でのクラウン(全体的なかぶせ)で、
数年前では3,000~3,500円程度でしたが
この2022年4月では1歯5,000円程度となっております。
義歯を支える針金にも使用しておりますので、
義歯のお支払い総額も設計によっては上昇します。
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3か月ごとに厚生労働省にて健康保険での自己負担分の価格見直しが
行われますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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ご予約はお電話にてお願いいたします。
0863-21-2949
岡山県玉野市築港1-12-5 仲田歯科医院