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2022年11月

2022.11.08

歯性上顎洞炎

仲田歯科医院は岡山県玉野市の宇野駅・宇野港の近くの歯医者です。

TAO式東洋医学を取り入れた一般歯科と、口腔外科認定医による口腔外科診療をおこなっています。
耳鼻科に頬の痛みや頭痛、寝ているときに痰が喉にたまるなどの症状で
受診された方で、蓄膿や後鼻漏と診断された方に当てはまるお話です。
頭蓋骨の中には副鼻腔という空洞が存在します。
ここに炎症がおきると副鼻腔炎となり、急性と慢性に分かれます。
急性は主にインフルエンザや風邪に伴うものです。
慢性のものをいわゆる蓄膿と呼び、3か月以上症状が継続しているものを指します。
副鼻腔のうち、頬のなかにあるのが上顎洞(じょうがくどう)と呼ばれる空洞です。
ここの一番底の部分と上顎の奥歯の根の先が近くにあったり、極端な場合は突き抜けています。
長期にわたって耳鼻科で蓄膿の治療をしているのに、症状が改善しない場合では
歯が原因のために症状が出ている場合があり、これを歯性(しせい)上顎洞炎と呼びます。
だいたいは歯に治療痕がある場合に起きることが多いですが、
この場合は歯に症状を自覚している方は少ないです。
また歯性上顎洞炎の場合は問題を抱える歯側の方のみで症状が起こるため、
痛みが両側で生じることは基本的にはありません。
歯性上顎洞炎の原因として多いのは上顎の奥歯の根の先に膿がたまり、骨を溶かしている状態です。
歯が酷いむし歯になること、もしくは過去に神経を取る治療をした後で残存していた細菌により病巣ができる場合と、
歯根がなんらかの外傷を受けて割れたり、ヒビが入ることにより病巣ができる場合があります。
また上顎奥歯を治療した経験も抜歯したこともないのに歯性上顎洞炎になってしまったという場合は、
歯周病が進行して歯を支えている骨が炎症を起こし、そこから上顎洞が細菌感染を引き起こした可能性があります。
最近当院にも耳鼻科の先生より上顎洞炎原因歯の治療目的に、診断に有用なCT画像をつけていただいて紹介いただく機会があります。
治療は根尖の病巣が小さなものであれば根の中の治療を行うことで症状が改善する場合もありますが、
過去にすでに神経を取って詰めていた歯であったり、病巣がかなり大きく上顎洞の底を溶かしてしまっているような
ときには根の中の治療を行っても改善することが難しい場合が多いです。
こういった場合や歯が割れているとき、重度の歯周病が原因の時には抜歯が必要となります。
耳鼻科からご紹介いただく方の場合では
すでに抜歯しか提案せざるを得ない状況になっていることも実際には多いのですが、
先ほど記載したように歯の症状の自覚がない方が多いものですから
CT画像など客観的に病態を判断できるものを用いてお話しさせていただいております。
歯科用のレントゲンのみでは判断が難しいため、耳鼻科未受診の方には先にそちらの受診を
おすすめさせていただく場合もありますのでご了承ください。
歯の状況を改善するまでは歯科の仕事ですが、それだけでは上顎洞炎は完治しません。
引き続き耳鼻科で加療・経過観察を行っていただく必要があります。
ご予約はお電話にてお願いいたします。
0863-21-2949
岡山県玉野市築港1-12-5 仲田歯科医院

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※副院長は毎週金曜日にプライムホスピタル玉島に出張します。